イタリアと日本を繋ぐ9000Kmの物語
NOE MILA CHILOMETRI
ノーべミラキロメトリ
イタリア・コラートと日本・大分の距離「9000Km」
Our Story
O)ur Story
この素晴らしい縁を結んだのは、チェスコ(本名:フランチェスコ・ルドヴィコ・テドーネ)少年です。
彼は幼い頃から日本文化を愛し、16歳で大分へ留学。1年間大分の横野家の家族として過ごしました。
この1年間でチェスコは自国とかけ離れた文化に触れて大きく成長し、視野を広げ、異文化交流の重要性を実感。自分の夢や将来の実現に向け、第一歩を踏み出しました。
Our Story
彼は留学中、日本の家族や友人にイタリアの風景や文化を伝えました。そしてイタリアに帰国後空港から家へ帰る車中にて、両親に日本の伝統、新しい友情、バトミントン部での経験、言葉や習慣、彼が愛してやまないアニメやゲームの祖国で発見した事を熱心に語り、「僕は日本にイタリアを少し、イタリアに日本を少し持ってきたい」と話していました。
Our Story
2016年7月12日、イタリアで大きな列車事故が起きました。
“アンドリア-コラート間列車衝突事故”それはチェスコがイタリアに帰国してからわずか2日後の出来事で、不幸にもその列車に乗り合わせたチェスコは帰らぬ人となりました。
チェスコのイタリアの家族、テドーネ家はチェスコの夢を実現すべく、事故の数ヵ月後「フランチェスコ・ルドヴィコ・テドーネ スポーツ・文化協会」を設立し、芸術イベント「KOMOREBI」を開催。そして、プーリア文化の伝統的な製品のひとつ、「コラティナ・エキストラヴァージンオリーブオイル」を、愛する日本の大分に届ける為、輸出する事を決めました。
Our Story
「チェスコは私達に素晴らしい時間を与えてくれました。突然の悲しい事故によって、大分で一生懸命頑張っていたチェスコの経験を無駄にしたくない。」と語るホストファミリーの横野家族。
「イタリアと日本の架け橋になりたい」「家族の為に働かなくてはならない」というチェスコの思いを繋げる為、テドーネ農園のオリーブオイルとチェスコのお話を届ける活動をはじめました。
Our Story
O)ur Story
アジエンダ・アグリコラ・テドーネは、フランチェスコ・テドーネ少年の願いから生まれました。
コラートと大分、イタリアと日本、9,000キロ以上離れているにもかかわらず、目に見えない糸で結ばれている2つの深く異なる文化を結びつけるために。
それゆえ、私たちのオイルの名前は「ノヴェミラキロメトリ」となりました。
2016年にフランチェスコが亡くなり、家族は彼の夢を引き継ぐことを決め、まず協会を、そして2019年に農場を誕生させました。
O)ur Story
テドーネ農園はコラートで設立されましたが、フランチェスコが愛した日本にもオリーブの製品を届けたいという思いから、はるか彼方まで事業を広げています。
コラートは美しいプーリア地方に位置し、この若い農園は、父から息子へ、父から娘へと代々受け継がれてきたオリーブの木からオリーブを収穫するという古くからの伝統を受け継いでいます。
この小さな家族経営の農園では、手つかずの自然が残る町はずれの土壌で、コラートという町の名前にちなんで名づけられた、中くらいの大きさで、葉の広がりが非常に豊かな、バレーゼ北部原産のオリーブ品種「コラティナ」のみを使用した、素晴らしいエクストラヴァージンオリーブオイルを生産しています。
Our Story
テドーネ農園では、伝統的な剪定と収穫の技術に従い、人体や土地に有害な農薬を使用せず、何よりもオイルの有機的特性と有益な特性に影響を与えないよう、オイルペーストが27度を超えないようにする粉砕技術によってオイルを抽出しています。
気候風土だけではなく専門的な手法により「ノベミラキロメトリ」オイルは、正真正銘の天然製品であり続けるのです。