
11月1日、私たちの大切な家族であるフランチェスコ(チェスコ)が交換留学でお世話になった、大分東明高校で、特別な追悼式が執り行われました。
イタリアの家族と、日本でチェスコを支えた私たちホストファミリーが一緒に参列し、チェスコが結んでくれた国境を越えた「絆」を深く感じた一日となりました。
事故から始まった、愛と感謝の交流
2016年のイタリア列車事故で、残念ながらチェスコはこの世を去りました。
彼は日本の学校生活や、イタリアと日本を結ぶ国際交流の架け橋になることを夢見ていました。今回の追悼式は、彼の志と、彼が愛した東明高校の皆さんとの繋がりを、これからもずっと大切にしていこう、という思いから開かれたものです。
チェスコがいなくなっても、こうして彼のことを想ってくれる皆さんがいる。私たち家族(イタリア側も日本側も)にとって、本当に嬉しい事です。
在校生のみんなからのサプライズで、チェスコの好きだった曲を選び、みんなで心を込めて歌ってくれました。
式典のあと、イタリアのパパとママは「こんなに温かい気持ちが伝わって、本当に感動した。チェスコが繋いでくれた縁が長く続きますように」と、感謝の気持ちを伝えていました。私たちの「絆」が、しっかりと繋がっていることを実感しました。
東明高校の皆さん本当にありがとうございました!
チェスコは日本で素晴らしい友人たちと先生方、そして私たちホストファミリーに出会いました。彼は短い生涯でしたが、本当に愛と友情に満ちた時間を過ごすことができました。
この交流が、私たち両国の家族にとって、そして東明高校の皆さんにとって、これからもずっと大切な宝物であり続けることを願っています。
チェスコ、安らかに。そして、たくさんの愛をありがとう!
テドーネ家族 & ホストファミリー横野家一同


